みなさま、こんにちは!
暑い暑いと言っていたのが昨日のような気がしておりましたが、今度は寒い寒いと言わなければならない季節となってまいりましたね。
最近はお出かけ前の服装もどちらを選んでよいものやら苦慮する有様ですね。
さて、今回は私たち訪問看護とはつながりの深い訪問介護さんとの密接な関係を持つ
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」について述べてみたいと思います。
字面が顕わすように日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護が一体的にまたは密接に連携しながら、定期巡回と随時の対応を行います。
噛み砕いて言うと「地域で24時間、安心して暮らすためのサービス」だと思っていただいて結構であると思います。
このサービスには、1つの事業所で訪問介護と訪問看護を一体的に提供する「一体型」と、訪問介護を行う事業者が地域の訪問看護事業所と連携をしてサービスを提供する「連携型」があります。
また、介護保険での利用でありながら時間単位ではなく一か月単位での換算となる部分も大きな特徴になります。
対象者は介護保険という事もあり、介護度1以上の方に限られ、残念ながら要支援の方々はご利用になれません。
サービスの流れとしては
利用の注意点として
※連携型で訪問看護を受ける場合には、別に訪問看護事業所において訪問看護費(要介護1~4は2,920円、要介護5は3,720円)がかかります。
※1単位10円で計算
※サービス提供事業所、施設の所在地、サービスの種類、サービス利用世帯の所得等に応じて利用料は異なります。詳しくは市町村と東京都では23区の特別区の窓口までお問い合わせ下さい。
※このサービスは地域密着型サービスです。地域密着型サービスは、地域の実情に応じて実施されますので、市区町村によって実施されているサービスは異なります。
となります。
この制度、大きな利点は
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、定期的な巡回や随時通報への対応など、利用者の 心身の状況に応じて、24時間365日必要なサービスを必要なタイミングで柔軟に提供出来る点に尽きます。
全ての介護サービスに通ずる部分でもありますが、利用者さんの大切な時間をある程度頂戴したうえでの利用ということがあります。
また、事業所の都合に合わせた計画も多く、利用者さん本位でなければならないものが本末転倒になっている例も少なくありません。
それを利用者さんを中心に据えて、定期巡回でお伺いする+随時連絡を受け次第、訪問させていただくというオールラウンド的な対応が執れる点が優秀な制度でもあります。
当ステーションは来春を目途にこの定期巡回・随時対応訪問介護看護に切り替える予定となっております。
現在はいくつかのヘルパーステーションさんと「連携型」でのお手伝いをさせていただくことを模索しております。
是非この機会に皆様の介護サービスへの選択肢に加えて頂ければ幸いに存じます。
それこそ「随時」相談も受け付けさせて頂いておりますのでよろしければ頭の片隅にでも留めておいてくださいね。
寒い中にも日中は、まだまだ暑うございますのでお身体には充分お気を付けてくださいね!
最近、四十肩か五十肩が疑われるケアーズ可児の肩が挙がらないテディベア、山本でした♪
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