立秋を境に少し暑さが和らいできたように感じられます今日この頃、皆様に於かれましてはお元気で明るい在宅ライフをご満喫のこととお喜び申し上げます。
・・・え?楽しくない?
では、まずはお声がけくださいませ!
楽しく明るい在宅ライフの秘訣をお教えいたしますので♪
さて、最近始動いたしました障害のある方たちへの居宅介護事業に携わる中で、障害福祉のあり方についてのご意見を度々お話いただく機会をよく得るようになりました。
皆様が口を揃えて仰いますのが、
「私たちも高齢になってきたし、この子の面倒はこれから先、誰がみていってくれるんだろうねぇ」
というものです。
岐阜県には特別支援学校があり、18歳までの障害のある方を見ていただける施設があるのですが、では18歳を越えて卒業された障害の方々はどこへいくのでしょうか?
実は一般社会に参画し、生活している方も多くお見えになり、就労継続支援や就労移行支援を受けながら一般参画を目指してらっしゃる方もお見えになります。
在宅から通われる方もお見えになれば、障がい者グループホームでの自立支援を受け、自立を養いながら通われている方もお見えです。
一方、大きな障害を抱えてらっしゃる方もお見えになり、ごく軽度の障害の方もお見えになる中で、一様に「障がい者」と一括りにされてる方が多いのもよく見受けられます。
ですが、「障害」と一口に言っても程度があり、区分があるので一概に括り切れないものがあるのです。
最近、障害福祉関係のニュースに出るのは悲惨で非人間的行為のものばかりで、またメディアがそれをあざといばかりに取り上げておりますよね。
私個人の考えでいけば「なぜ、そんな非道いことが出来るんだろう?」ですが、一方で「しょうがないよ、障がい者なんだから」という残念な意見があることも事実です。
人間には得てして「選民思想」というものがあります。
「我こそは選ばれし者」「他人とは違うのだ」という偏狭したものの考え方です。
では、健常な人間が選ばれた者で、障害のある方が選ばれなかった者なのでしょうか?
同じように社会の中に在り、同じように生活を営む権利を持ち合わせているとは思えないのでしょうか?
誤解を恐れずに申し上げるなら、同じ「人間」じゃないですか。
そういった方々のご利用者さんは元より、ご家族さんへの小さな小さな一助ではありますが、精一杯お手伝いをさせていただく、そういう理念で居宅介護事業を営ませていただいております。
つらつらと書き連ねてしまいましたが、みなさまどうぞ更なるお見知りおきをいただきたく、よろしくお願いいたします。
まだまだ暑い日が続きます、水分補給をしっかりなさって熱中症予防もなされまして、元気な在宅ライフを引き続きお楽しみいただけますようにご祈念いたします(^-^)
ヤマト訪問看護・介護ステーションのちょっぴり夏ヤセしたクマ、山本でした♪
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